要件はテスト可能な形で書く
ルール
要件には「速い」「使いやすい」「安定している」などの曖昧な形容詞を使わない。代わりに「95パーセンタイルで200ms以内」「エラー率0.1%以下」など、合否を判定できる条件で書く。
理由
テスト不可能な要件は開発・QA・ステークホルダーの間で「できた/できていない」の判断が人によって異なる。
実装が終わってから「これは要件を満たしていない」という議論になるのは、要件が曖昧だったことが原因であることが多い。テスト可能な形で書くことで、実装前に合意を取ることができる。
例外
ブランドイメージや審美性など、本質的に主観的な要素は定量化が難しい。その場合はユーザーテストの合格基準(「テストユーザー5人中4人が直感的と評価する」等)として定義する。
出典
実践ソフトウェアエンジニアリング(Pressman)第7章