リスクには必ずオーナーを置く
ルール
リスクリストの各項目には、そのリスクを監視・対処する責任者(オーナー)を必ず1人指定する。オーナーが不在のリスクはリストに追加しない。
理由
「全員の問題」は実質的に「誰の問題でもない問題」になる。誰もそのリスクを注視せず、問題が顕在化して初めてチームが気づく状態になる。
オーナーを決めることで、そのリスクに対して具体的なアクションを取る人間が生まれ、リスクが放置されるのを防ぐ。
例外
組織全体に影響するビジネスリスク(法規制の変更等)は、経営層・PMのどちらをオーナーにするかを明示的に決める。「会社全体で対応」という表現はオーナー不在と同義なので使わない。
出典
実践ソフトウェアエンジニアリング(Pressman)第26章